信長の大虐殺、「根切」の真の意味
皆さんこんにちはこんばんはおはようございます、ムツミです。
のんきにブログを書いていますが大学の課題提出期限が目前に迫ってきています。助けてくれる方を募集しています(マジ)
さて今回のテーマは「根切」の真の意味とは?です!
根切とは根元から切る、つまり皆殺し的な意味があります。
前回の記事で長島一向一揆において信長は門徒たちを虐殺した、と書きました。
信長が長島一向でなぜ根切を行なったのかを考えていきたいと思います。
冷静に考えれば降伏してきた相手を皆殺しにする必要はありません。降伏した時点で戦は終了です。
一般的なイメージだと信長は坊主嫌いだから皆殺しにした、散々天下統一の邪魔をされてきたから鬱憤晴らしにやった、などと言われることも多い。
しかし、歴史を研究する者としてはそんなどこの史料から出てきたのかも分からないような適当な意見など真に受けるわけにはいきません。
感情論ではなく、その時代の事実から考えていきます。
そのためにもまずはこの時代の領主と民衆の関係性について説明していきます。
戦時には非戦闘員である民衆を領主は守らなければいけません。つまり戦で民衆の命を守れない領主は力が無いことを周りに示すことになります。
信長は長島の民衆を皆殺しにする事で長島の力、つまりは信長にとって武田や上杉、毛利などと同じかそれ以上に厄介だった本願寺の力が弱くなっていることを世間に知らしめようとしたのです。
本願寺が力を失いつつある事が分かると、本願寺側について信長に敵対していた勢力が考えを改める可能性もありますし、新たな一向衆門徒が増えることも防げます。
信長は坊主嫌いなどという感情ではなく、天下統一のための合理的な行動として長島の大虐殺、根切を行なったのです。
というわけで今回は以上です。最後まで読んでくれたあなたがだいすきです、また会いましょうね。
んじゃ!!